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子宮がんと検診
子宮がんは無症状で進むことが多く、定期的な検診がとても重要です。
子宮がんは子宮の入り口である子宮頸部に発生する頸がんと、
子宮の奥にあたる体部に発生する体がんの2種類に分けられます。
子宮頸がんについて
頸がんは検診での早期発見により 進行がんを防ぐことができます。
lady04.jpg 頸がんの発生率は、50歳以上の中高年層ではこの20年間で順調に減ってきていますが、20歳代の若年層では急激に増えています。
近年、頸がんにはヒトパピローマウィルス(HPV)の感染が関与していることがわかってきており、高齢になればなるほど多くなる他のガンと違って、性生活が活発な若い年代での感染の機会が増えているためと考えられています。
頸がんの検査は、子宮の頸部からブラシなどで直接細胞を擦り取って調べます。            
定期的に検診を受けることにより、がんになる前の段階(前がん状態)で発見することができます。  
子宮体がんについて
体がんは症状(不正出血)があったら、 病院を受診することが重要です。
lady05.jpg 体がんは、子宮体部の内膜から発生するがんです。子宮内膜は月経のときにはがれてしまうので、閉経前の女性の体がんの発生率は多くありません。
ただし、月経が不順な方やホルモン補充療法を受けたりしている方は注意が必要です。体がんは、病状が進行していない早期の段階で出血することが多く、不正出血での発見が90%といわれていますので、少量でも出血があれば検査を受けることで早期発見につながります。
  • 現在、当クリニックでは、子宮頸部細胞診、子宮体部細胞診、子宮卵巣超音波検査を行っております。
 検査について
子宮頸部細胞診
  1. 子宮がん検診では、まず内診をします。内診は、膣の中に指を入れ、子宮口の状態を触診し、もう片方の手で、お腹の上から子宮底 (子宮の一番てっ辺の部分)を触り、大きさや形(筋腫などの有無なども含む)を大まかにチェックします。
  2. 次にクスコ(膣鏡)という器具を膣の中に入れ、子宮口の状態(ポリープやびらんなど)を眼でみて観察します。
  3. そして、子宮頸部細胞診ですが、これが子宮頸がん検査のメインになるもので、子宮口の細胞をブラシで擦り取って顕微鏡でみる検査です。細胞が取れないと意味がないので、ある程度力を入れて擦るため、痛みや違和感を感じる方もいますが、一般的には痛みは殆どありません。
    検査のあと出血が見られる事がありますが、数日で治まりますので心配はいりません。
子宮体部細胞診
  1. 内診、クスコ診は頸がん検査と同様です。
  2. 子宮体がんは、子宮の内側から発生するので、頸がんの細胞診では 発見されません。
    子宮体がんの検査は子宮に器具 (ブラシなど)を挿入して細胞を擦り取り、がん細胞の有無を検査します。
    検査は数分で終わりますが、頸がん検査とは異なり、多少の痛みがあります。また、出血は検査後数日間続くことがあります。
子宮卵巣超音波検査
  1. 一般の子宮がん検診には、子宮超音波検査は含まれていません。
    子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣の腫れなどが超音波検査ではわかります。
    腔に超音波を出すプローブ(細い棒状のもの)を入れて検査をします。
    痛みは無い検査ですので、がん検診の際にオプションで追加すると良いでしょう。
乳がんと検診
乳がんは、早期に見つかれば治る病気です。日本では、40~50歳の女性の乳がんが激増していますので、積極的にマンモグラフィ検査を受けることをおすすめします
マンモグラフィについて
マンモグラフィで発見される乳癌の70%以上は早期がんで、早期発見できれば乳房温存手術(乳房を残し、がんを摘出する手術法)を受けることが出来ます。
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マンモグラフィ
マンモグラフィとは乳房専用のⅩ線撮影のことです。
マンモグラフィは乳房を片方ずつ、装置の撮影台と透明なプラスチックの板ではさんで、乳房を平らにして撮影します(圧迫)。
圧迫して乳房を平らにすると、撮影の時に少ない放射線量での撮影が可能になり、かつ、綺麗な画像で診断が可能になります。圧迫の際に、痛みを伴うことがあります。その時は我慢せず「痛いです」と検査担当技師に伝えて下さい。
また、胸に「しこり」がなく安心しているかもしれませんが・・・中には「しこり」が出来ないタイプのがんもあります。
近年は、この自分ではわからないタイプのうち、「しこり」になる前の「石灰化」と呼ばれるタイプが増えております。これはマンモグラフィでしか発見出来ません。この状態のうちに発見することがとても大切ですので、積極的に検診を受けられることをお勧めします。
最新機器導入(2016年5月)
lady07.jpg 富士フイルム株式会社製のデジタルマンモグラフィ「AMULET Innovality(アミュレット イノバリティ)」の最新装置を導入しました。
新方式画像パネル(X線を画像にする装置)により、世界最小50ミクロンの画素サイズとX線被ばくの低減ができました。これにより高画質な画像により微小石灰化などの発見が更に容易になりました。
また、乳房タイプに合わせてX線量を最適にする機能によりX線被ばくを低減し、間接照明の搭載により落ち着きのある雰囲気を演出し、優しい検査が可能になりました。
 検査について
乳腺超音波検査
乳房に超音波をあて乳房内部の腫瘍やのう胞の有無、
乳管の変化などを調べる検査です。痛みや人体への悪影響が無いので何度でも手軽に行えるところが利点です。
乳腺の発達している若い年齢の方は、マンモグラフィでは乳腺は白く映し出されるため、同じく白く映し出される腫瘍との区別がつきづらいため、乳腺超音波検査のほうが乳房の状態がわかり易い場合があります。