計測結果の見方
身体計測、視力検査、聴力検査、血圧測定、肺活量測定の結果について。
計測
BMI値
BMI値は肥満度を判定するための尺度になる体格指数のことで、18.4以下を低体重、18.5~24.9を標準、25.0以上を肥満と定義しています。
視力
一般的な健診で実施する視力検査は遠方(5m)視力です。眼精疲労により一過性に視力が低下することがあります。
眼圧
房水という液体によって保たれている眼球内圧を測定する検査です。
正常値は10~20mmHgで眼圧が低いと網膜はく離、外傷などが、高いと高眼圧症、緑内障などが疑われます。
その場合、眼科でのくわしい検査が必要となります。
聴力
低音(1000Hz)と高音(4000Hz)の両者が聞こえるかを調べます。
1000Hzの低い音では30dB(音の大きさ)以下の音が聞こえれば正常です。
4000Hzの高い音では40dB以下が聞こえれば正常です。
それ以上でないと聞こえない場合には、難聴や中耳炎などが疑われます。
肺機能検査
%肺活量
性別、年齢、身長から算出された予測肺活量に対して、あなたの肺活量が何%であるかを調べます。
80%以上が基準値です。
79%以下では肺のふくらみが悪いことを意味し、拘束性換気障害が疑われます。
1秒率
最大に息を吸い込んでから一気に吐き出すとき、最初の1秒間に何%の息を吐き出せるかを調べます。
69%以下では閉塞性換気障害や慢性気管支喘息が疑われます。