マンモグラフィは両側の乳房撮影が基本です。
乳房を左右片方ずつ圧迫板ではさんで撮影します。
1方向撮影と2方向撮影があり、1方向撮影では乳房を内側（斜め上側）から外側（斜め下側）に圧迫して撮影し、2方向では、1方向に加えて、上側から下側に圧迫して撮影します。
 

周囲の乳腺組織とは異なった成分が塊をなしているもの。白色の塊として表現されます。
腫瘤の形状や辺縁、濃度を総合して判定します。

乳がんの石灰化はがん細胞が増えて密集してくることにより栄養が行き渡らなくなり、がん細胞が壊死しカルシウムが沈着することで起きます。
また、分泌物の結晶化による石灰化もあります。